会社辞めようかなぁ・・・
友:それなら、辞める前に・・・・
友人との話で、
会社を辞めるなら・・・と、一つの提案があり、
その内容は自分にとって意外なものでした。
その内容と、
私がブラック会社と闘うことを決めた理由とは?
友人の提案「未払い残業代を請求しよう!!」
友人の提案とは、
“未払い残業代を請求する”こと。
自分は、残業代なんてもらえないものだと
はじめからあきらめていたし、
提案があった時はほんとビックリ!
“そんなの無理じゃないの??”
と言うのが率直な感想。
でも5年間、
会社の愚痴を聞いてもらっていたので、
ある程度勝算があるとのこと。
友人は専門家では無いけれど、
色んなことに興味があり精力的に学ぶ人。
その時はちょうど労働問題に力を入れていて、
友人自身も会社へ未払い残業代を請求していました。
日本って、
「自分で調べて行動を起こさないと損ばかりする国」
ですよねー(笑)
税金にしても、
様々な給付なども、
お国さんはじょーずに隠して、
しらんぷりです(笑)
ちゃんと調べて、
どこかに違法性があり、
それを形式に沿って請求など行動を起こせば、
何らかの恩恵を受けられる。
今回の未払い残業代も、
やってみて損は無く、
むしろ会社はかなり不利らしい・・・
私のブラック会社は、
明らかなものから小さなものまで、
色々“グレー”なところがあり
・労働時間を任意に削っていた
・契約書を渡していない
・契約書の労働時間以上に残業があるのが日常
・残業代は誰に対しても一切払ったことがない
(私が働いていた5年間で一度も!)
・2回ほど残業代を請求されたことがあり、
誰にも知られないように支払って解決した(私が知る限りで)
・労基の指導が数回あり、その実労働時間を「改ざん」し提出して逃れる
・36協定は説明が無く、かなり無理やり結ばせている
・休憩時間や休日にまで仕事をするように、暗に指示する
・半休や有給休暇をできる限り取らせない
・社長の奥様のパワハラがスゴイ!
だんだん愚痴になっていくので止めます(笑)
私も、
もちろん残業代なんてもらったこと無いです。
5年間で月平均、
「85時間!」
していてもー(# ゚Д゚)
そこをメインに友人は見ていた様子。
残業時間を争えば勝算が高く、
簡単ではないが、
証拠などきちんと準備して、
形式に沿って請求していけばきっと大丈夫とのこと。
いやー、心強い!
友人を信じて、
そして友人と二人三脚で、
未払い残業代を請求することとなりましたー
もちろん、
友人へは報酬ありです(笑)
私がブラック会社と闘う理由とは?
理由は大きく分けて二つ!
①ちょっとした正義感☆
②借金をできる限り早く完済したい
②は当たり前というか、
どのくらい勝ち取るかできないけれど、
費用はホントかからないと友人から。
なぜなら、弁護士や社労士に頼らず、
友人と二人で最後まで闘うから!
50万円くらいでも勝ち取れたら御の字。
と言うか、
未払い残業代は、
本来労働者が「労働」を提供した対価!
請求することは当たり前だし、
払わない会社がおかしい!(# ゚Д゚)
①は、
ブラック会社で虐げられてきた社員達のため!
5年間、入っては辞めていく社員達を見てきました。
その退社手続きは、嫌でも私がやならくてはなりません。
社員だと5年間で150名、
アルバイトを含めると数えきれないくらいの人達の、
“嘆き”
“悲しみ”
“怒り”
を目の当たりにしてきました。
もちろん、
“この人は辞めても仕方がないなぁ”
という人も少なからずいました(笑)
でも、
大半の社員・アルバイトの人達は、
会社のために頑張ってくれていました。
それなのに、
社長夫妻はどこ吹く風。
“辞めたら、次が来るだろう(笑)”
というスタイル。
社員に限らず、
助けてくれている様々な業者さんへの態度も横柄で、
自分の会社へ「利益」にならなければ、
何十年の付き合いでも簡単に縁を切る。
それでいて、
社員たちに対しては、
“お金じゃないのよ!”
が口癖。
お前達は、
ちょっとした利益のために、
社員や業者さん、外部のコンサルトさんなどを、
簡単に切るだろう!!(# ゚Д゚)
それで、
どれだけ恨まれているか、
どれだけ呆れられ馬鹿にされているか
知っているのか?(# ゚Д゚)
ちょっと熱くなりましたー
ごめんさーい_(._.)_
まぁ、そんなこんなで、
このブラック会社に嫌な思いをさせられた人達の、
「敵討ち」
みたいな感情もありましたので、
未払い残業代請求でトコトン闘うことにしました( ´艸`)
退職を決意!辞めるまで半年。綿密な戦略会議&請求準備!
そんな友人の提案を聞いてからは、
気持ち的にとても楽になり、
退職予定日の半年くらい前に、人事に退職を伝える!
提案の後は、
会社が支払うまでの1年以上、
友人とは月に数回は必ず会って、
進捗状況やその時々の戦略を話し合いました。
毎回ではないけれど、
丸一日、書類作成や戦略を立てるために、
時間を費やすこともありました。
退職予定日が半年前というのは長いと思うかもしれないけれど、
それには理由があり、
・単純に応募が少なく、私の仕事は範囲が広いから、
引継ぎに時間がかかる
・未払い残業代請求に必要な、準備・証拠集めのため
その時期の会社への応募は、
ほんと少ないことを身に染みて分っていましたので、
長めに退職日を決めました。
ハローワークや求人代理店から、
“この労働時間の記載では違法です(苦笑)”
って言われていました。
だって、「9~19時」とか、
そのまま!(笑)
笑える以上に、呆れます(笑)
まあ退職まで長い理由は、
有休消化のためもありますねー。
辞めるまで全然使えなかったから!!(# ゚Д゚)
・・・・・
半年は長いようですがあっという間で、
案の定、最後の最後まで後任は決まらず、
私の有給休暇10日分は未消化のまま!!(# ゚Д゚)
なので、
未払い残業代と一緒に請求することにしました(笑)
未払い残業代請求の準備は順調にでき、
・5年分のタイムカードの写し
・契約書の写し
・就業規則の写し
・36協定の写し
ほか、
違法性のあるもや、
グレーなもの色々証拠を集めて終了♪
ブラック会社へあいさつ。そのあとに届いた「大きな茶色い封筒」?!
有休を一か月間消化し、
無事退職~♪ヽ(´▽`)ノ
全く仕事をしませんでしたが、
その一か月間は、
チョイ旅行をした以外は、
これからの闘いの準備です!
十分な資料や証拠集めは、
ほとんどできていましたので問題無し。
これからは、
その素材をどう“活かしていくか?”
が問題。
先ずは自分自身で会社への請求。
これは後々、労基署などの機関を利用するために必要なので、
会社の対応も考慮しながら、
しっかりとした書類作成をする。
友人とは何度も内容を話し合い、
修正を重ねて、一か月くらいかかって完成!
ページ数は数十ページになり、
また請求金額も恐ろしい額に・・・(笑)
その内容は次回にでも。
その、
ずっしりと重く、
あなたが予想している以上の金額を
請求している書類。
郵便局に持ち込み、
簡易書留で郵送依頼。
・・・・・
退職日から何日が経ち、給与日。
ブラック会社へ、一応あいさつへ。
一応ね、人として(笑)
なぜ給与日か?
会社が何かするかもしれないからであり、
ちゃんと最後の給与が振り込まれ、
給与明細をもらうために給与日を選びました。
それだけ信用できません、
この会社は!!(# ゚Д゚)
あいさつは、午前中。
その日の事務所には、
ほとんど人がいませんでした。
ええ、
人が少ない時間帯を狙って行きましたから(笑)
社長がいたのであいさつ。
めちゃ短く、1分も話しませんでした。
お互い話すことが無いんですよねー(笑)
そして、
そそくさと私は帰りました。
どうしてか?
そのあと一時間くらい後に、
私が依頼した「恐ろしい爆弾」が、
郵便局の配達員さんが配達に来るから!!
あとになって、
残っている同僚に聞いた話だと、
その大きな茶封筒「未払い残業代請求書」が届いた時、
すぐにトップ3(社長、奥様、人事)会議が開催!
かなりの長い時間、
ずーっと続いたようでした(笑)
その請求書の内容とは・・・
つづく
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