借金完済への道!「未払い残業代請求編‐⑦」~労働局へあっせんを申請した結果は?意外な事ばかりでビックリ!?~

未払い残業代請求で借金返済
前回、色々検討した結果、

“次の作戦は労働局の「あっせん制度」だ!!”

と、友人との話し合いで決めて、
黙々と申請の準備です。


さてさて、あっせん制度の結果はどうなったのか?




労基署介入の物別れから1か月


なんだかんだで、
労基署が介入した件から1か月が過ぎようとしていました。


その1か月間くらい会社とは、
会社側が労基署に提出した、

「私の労基署への申告への反論書」
「会社主張の未払い残業時間計算書」

を送付依頼するなどのやり取りをしていました。



しかし会社の対応はいつも遅く、
やっと送られてきた書類も稚拙なもので、
私で修正する始末・・・


以前から会社の対応には不誠実さを感じていたので、
このまま当事者間でやり取りを続けていくよりは、
なにかしら第三者を介した話し合いが良いと
つくづく感じていました。




うん?あっせん申請が受け付けられない?


善は急げ!と、
さっそく管轄の労働局に申請へ。

労働局に入り、受付を済ませ、
奥の部屋へ通される。



少しの時間待っていると、
担当者がやってきました。

簡単にお互いあいさつをして、
私が申請の内容を伝える。

 

担当者は一通り聞き終わると
口を開いてこんなことを・・・

“未払い残業代に関してのあっせんは、
 当局では受付できません”


はっ?????
((;゚Д゚))






理由は、
「労働基準法違反は労働基準監督署の管轄」だから!

その後は、
その一点張りであっという間に終了。


納得いかないまま、
労働局を後にしました。





後日、電話でその労働局の他の人や、
他の労働問題機関へ確認してみると?

結果的には、
私の内容が上手に伝わっていなかったようで、
相手はまだ「労働局が間に入っている」と
認識していた様子。


でも、
それまでの流れを伝えたはずだったんだけど?

まぁ、人間には間違いはありますので、
自分の伝え方に問題があったということでー( ´艸`)



その確認している時に、
すすめられたことがありました。

“無料で弁護士に相談できますよー”


おっ、
いいんじゃないですかー♪

利用させてもらいましょう!




無料弁護士さん


すすめられて、
無料の労働問題相談に行ってみました♪

私的にも、
自分の作成した書類を、

“専門家に見てもらいたい!”

というのがありましたので、
いい機会です。



早めに着いたので、
ちょっと椅子に座って待ちます。

その施設には、
労働問題に関する最新の本が、
多くはないですが色々ありました。


待っている時間、
「未払い残業代請求」に関する書籍や、
実際の判例などを見てお勉強。

でも、
そんなに時間があるわけではないので、
今後争いが続くようなら、
ここで書籍を借りようかなーと思っていたら、
時間になりました。







・・・・・

少し緊張しながら部屋へ入ると、
そこには、女性で40代半ば、
ふくよかで少し頼りないなーという印象の
弁護士さんがいました。


私が聞きたい項目を数点ほど聞きましたが、
あまり要領を得ない回答ばかり・・・

まぁ素人の私ですから、
聞き方も良くなく、
弁護士さんの回答を理解できなかったのかもしれません。




また、専門家としてハッキリ断言したら、
後から突っ込まれるということもあるのかもしれませんし、
法律って、世間が思っているほど簡単ではなく、
とてもデリケートなものなのでしょう。

法律の使い方一つで、
裁かれる立場は一生をふいにするかもしれませんので、
慎重になるんでしょうね。


他には、無料と言うのもありますので、
めんどくさかったのか、
お腹が空いていたのかもしれません( ´艸`)




30分と言う無料相談は、
ホントあっという間に終わり、
あいさつをして部屋を出ました。


この件で学んだことは、

“無料には期待しすぎないことー”

でした(笑)




改めてあっせん申請をする!!


改めて労働局へあっせん申請。

今度はスムーズに受け付けてくれました(笑)
時間は1時間もかからなく、
1週間後には、あっせんの日が伝えられました。

「〇月✖日」

とのこと。


・・・・・うん?

なんと、約2か月後でした!!



なんでそんなに先なのか聞いてみたところ、
あっせん申請がここ数年メチャクチャ増えてきたこと、
そして、会社側の都合らしい。

まぁ仕方がないので受けました。



また情けないことに、
あっせん日の1週間前頃に労働局から連絡が!?

“会社側から書類の請求がありましたのでFAXしていいですか?”

とのこと。


会社は、
直近まで私の提出した資料をほとんど読んでいなかったようで、
忙しいこともあると思いますが、
会社へは、ただただ呆れるばかりです┐( ´Д`)┌ 




やっと迎えたあっせん当日!


やっとこの日がやって来ました!
あっせんの日です。


今日で和解して、

“この闘いを終わりにするぞー!!”

と友人と話しながら、
二人で労働局に向かいます。




思い起こせば、
計画から1年、
自分で請求してから半年が過ぎ、
結構疲れていました。

慣れない専門的書類作成、
分からないことがあれば
自分で調べることを繰り返す日々。

生活があるので、
もちろん普通に働いていました。



それが、
今日で終わりになるのかーと思うと、
気持ちが楽になってきます♪







いよいよあっせんの始まり!

今回この争いの中に入ってくれ、
担当してくれた方は女性の弁護士さん。


まず私が先に呼ばれました。

私の提出した書類をもとに、
30分ほど話をしたのですが、
でも、なんかこの人とは合わないなー
と言う印象が強かったのを覚えています。

次に会社側が呼ばれて、
こちらも30分くらい話していた様子。



そして、また私が呼ばれて、
その際に伝えられたことは、

“会社側は、主張通りで一切譲らない様子です。
・・・ですが、このあっせん限定で、
○○〇円で和解を提案してきています。”


???



私、会社側、お互い1回目の弁護士の聞き取りでは、
全く主張を譲らなかった様子。

でも、会社側は、
その主張の倍の金額で、今回限りで和解を希望とのこと・・・


“会社は何を考えている!?”

“どこかに罠があるんじゃないか?”


などなど、
短時間で色々な考えが頭の中を回っていました。

なので私は、その和解案の理由や明細を求め、
2回目の聞き取りを終了させることに。





一旦、頭を整理するつもりでしたが、
まとまる前に3回目の呼び出し。
早いなー( ;∀;)

会社側は、和解案の一点張りの様子。


そしてなんと驚いたことに、
弁護士も和解案の一点張り。
執拗に和解を勧めてきます!!
((((;゚Д゚)))



私は、まだ話し合いたい項目がありましたし、
和解案の詳細を聞きたかったのですが、
もうその時のあっせんの流れは、

“和解案の、YES or NO

以外選択できなくなっていました。



時間的には1分ほどかもしれませんが
私は色々なことを考えに考え、
出した答えが

NO







結果的に、
あっせんでも和解はできませんでした。


この日で終わらせるつもりでしたので、
友人と二人で結果を話しながら、
お互い疲れた一日を反省し、
今後の簡単な戦略会議へ・・・・




敗因というか、今回の反省点は、

労働局のあっせんには過度な期待をしない!

です。


私の経験則ですので、
あなたの場合には当てはまらないかも?
なので、参考程度にー( ´艸`)




このあっせん制度は、
・司法判断や判決は無い
・強制力は無い


私のように、
細かいところまで話し合いたい人や、
複数の案件を請求している人には
向いていない制度と言えるでしょう。





それにしても、
忙しいかもしれないし、
めんどくさいのかもしれないけれど、
最後の弁護士の和解へしつこいプッシュは
正直イヤでした。

でも、実際に自分で準備して申請して、
結果を受けて、全て自分で経験できたことは、
色々学べて良かったです。





さーて、
次回の「借金完成への道!」は・・・・?



つづく









0 件のコメント :

コメントを投稿