借金完済体験談

借金完済への道！「未払い残業代請求編‐⑧」～労働審判申立てを決意！未払い残業代請求の闘いの行方は？～

あっせんでも和解できなかった前回。

次の戦略・・・
と言うより、とうとう労働審判まできてしまいました。


こんなに長くかかるとは思っていなかった( ；∀；)
でもここまで来たらトコトンやるしかないですねー

労働審判への決断！

いやー、
いよいよ労働審判まできてしまいました！

できれば、
早めに解決したかったしそのつもりだったんだけど、
どこで進む道を間違ってしまったんでしょーね(笑)


でも、実際に自分自身で調べて行動を起こしてみると、
本には書いていなかった、
ネットにはなかった、
ビミョーな部分がいろいろ出てきてなんか楽しい( ´艸｀)



さて次の戦略というか、
今回の「労働審判」を最後にして、
この未払い残業代請求の闘いを必ず決着させます！

証拠集めは万全ですかー？

労働審判の申立ては、
先ずは何より「証拠集め」が大切！

労基署やあっせんなどでも、
もちろん証拠がなければただの被害妄想になり、
誰も聞いてはくれないです(笑)


証拠を含め準備としては、
・勤務実態証明書
　タイムカードや出勤簿のコピー、勤務時間のメモなど
・給与明細
・労働契約書（雇用契約書）
・就業規則のコピー、給与規定のコピー
・他、会社との交渉全般
　交渉した内容のメモ、会話の録音、メールのバックアップなど
・同僚の陳述書
・会社の登記簿謄本
・残業代計算書

があれば万全！



そして、
自分の意見を主張するなら、
・どのような事実があったか
・その裏付けとしての証拠
・被害があったその明細

を簡単でもよいのでまとめて、
しっかり伝えられるように準備をする。

ただ、ダラダラとまとまらない、
証拠がない主張は聞かされる方は大変ですからねー(笑)

申立書の作成、膨大な資料とにらめっこ！(笑)

私の場合、未払い残業代を請求すると決意した時は、
もう辞めることが前提でした。

というか逆に、
辞めるなら未払い残業代を請求してみよう！
という友人の勧めから始まったものでした。

辞めるなら、
徹底的に出来ることをやってみよう！
というものであり、
証拠集めなど準備期間は充分にあったので
よかったよかった～( ´艸｀)





労働審判は、
今までのような自分自身での請求や、
労基署・労働局へ提出した書類とは違い、
しっかりと決まった書き方があります。

「労働審判手続申立書」

というものを作成しなくてはいけませんが、
書籍やネットで、その例がたくさんありますので
探してみましょう。



書き方の原則として、
・申立人
・相手方
・どういう種類の労働審判申立てか
・申立の趣旨
・申立の理由
・証拠書類、証拠説明書

をしっかりまとめなくてはいけません。



人によっては、
労働審判は“簡単にできますよー”と言いますが、
でもそれは、通常の訴訟と比較した話であり、
実際問題、素人が専門家に頼らずに
一人で労働審判の申立～審判まで闘っていくことは、
かなり大変で時間のかかることだと私は思います。

私の場合、
未払い残業代を含め4種類の請求をしました。

ですので、
証拠書類はかなりの量になり、
また、申立書作成もそう簡単にはいかなく、
かなり時間と手間がかかりました。




は～～～～っ、
ほーんとに疲れましたねー、あの時は。
もう、思い出すのがイヤ！( ；∀；)

また同じことをやれと言われたら、
ノーサンキューです(笑)

出来上がった申立書、いざ提出へ・・・だが！？

そうそう、
今まではお金は基本的にかからず、
かかると言えば実際に使う
・紙代
・封筒代
・印刷代
・資料代（書籍など）
・郵便代（切手、内容証明など）
・交通費代

などでしたが、
労働審判では「手数料」がかかります！



どのくらいかかるかと言うと
・請求額10～100万円＝手数料「500～5,000円」
・請求額100～500万円＝手数料「5,000～15,000円」
・請求額500～1,000万円＝手数料「15,000～25,000円」
　　　・
　　　・
　　　・
と続きます。

とは言っても、
通常の裁判に比べたり、
弁護士費用もかからないのですから、
「格安！」でしょう


他にかかるものは、
相手方へ申立書・証拠書類を送るための
郵送代があり、1,000円弱くらいです。


ちなみに私の申立て手数料は、

“24,000円”

でした。






さてさて、やっとの思いで完成した、
「労働審判手続申立書」。

ホントに私、がんばりました！！！
よくやったよーと自分で自分をほめまくりです( ´艸｀)



あっせんの物別れから1ヶ月間くらい、
ずーーーっと、この申立書作成だけの日々でした！

こんなに頑張れたのも、
ひとえに自分の才能！・・・ではなく、
いつも支えてくれた友人がいたから。
友人には感謝です！！( ；∀；)



その二人の頑張りの結晶を、
地方裁判所へ提出しに向かいます！

地下鉄で、
ガタンゴトーン、
ガタンゴトーン。


地裁に到着し、
緊張しながら受付へ申立書を提出！

したのですが・・・




つづく